ホームページをリニューアルするメリットとポイント
はじめに
中小企業でも、多くの企業が自社のホームページを持つ時代となりました。
しかし、中には
- 「デザインが古臭い」
- 「スマートフォンでの閲覧に対応していない」
- 「構造が複雑になってしまい管理しきれない」
- 「常時SSL化(http→https)に対応できていない」
といったお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
このようなときに検討したいのが、「ホームページのリニューアル」です。
今回は、古いホームページをリニューアルするメリットと、リニューアル時に気を付けたいポイントについて解説します。
ホームページをリニューアルするメリット
最新のデザインで企業のイメージアップを実現
ホームページのデザインのトレンドは日々変わります。
特に大きな変化が起こったのが、スマートフォンが普及しはじめた2008年頃です。
その頃、あるいはそれ以前に作られたホームページは、PCやガラケー向けにデザインされたものが多く、スマートフォンでの閲覧が考慮されていないケースが多いです。
せっかく自社ホームページにユーザーを誘導できたとしても、文字が極端に小さかったりボタンが押しにくかったりすると、ユーザーは何もせずにホームページから離れていってしまいます。
最悪の場合、二度と見てもらえなくなる場合もあります。
また、最近はスマホで利用しやすいホームページでなければ検索エンジンで上位表示されないようになっています。
すると、せっかくホームページを公開していても誰も見てくれないという事態になりかねません。
そうならないためには、ホームページをリニューアルしてPC・タブレット・スマートフォンいずれのデバイスから見てもきれいに最適化されたデザインに変更することが非常に重要です。
そのようなデザインを「レスポンシブデザイン」と呼びます。
また、ユーザーにとって使いやすく見やすいデザインにすることで、「なんか古くさいサイトだな」というネガティブな印象を払拭でき、企業イメージのアップにも繋がります。
問い合わせや注文の増加が期待できる
ホームページのデザインがよくなり、スマホ対応等で使い勝手がよくなると、ユーザーに届けたい情報がより伝わりやすくなります。
情報が届きやすくなれば、自社の強みや理念などもアピールすることができます。
また、スマートフォンで見やすいサイトにすることで、検索エンジンでの検索順位が上昇することが多いです。
結果として、ホームページを通した問い合わせや注文の増加が期待できます。
また、ホームページにメールフォームを設置するだけではなく、LINEの公式アカウントを開設してバナーを貼ったり、Instagramを開設してホームページと連携させることもできます。
このようにホームページとSNSを連携させ、多角的なマーケティングを行うことで、より多くの反響が期待できます。
構造を見直すことで管理が簡単になる
ホームページを長く運用していると、内部のコンテンツは多くなりがちです。
ページ数や画像データ、リンク等は膨大になり、それだけでサイトの構造は複雑化してしまいます。
ホームページをリニューアルするときにコンテンツを見直し、再設計することで、分散し膨大になっていたデータをすっきり整理整頓することが可能です。
具体的には、
- 「ページをまとめてコンテンツを集約させ、ユーザーにとって有益な情報を提供する」
- 「要領が重い画像を軽量化して読み込み速度を改善する」
といった対策が考えられるでしょう。
また、WordPressなどの管理システム(「CMS」といいます)を導入することで比較的容易にページの追加や更新ができるようになり、管理者の負担を削減することができます。
SEO対策を根本から見直せる
SEO(検索エンジン最適化)対策とは、簡単にいえば、Googleなどの検索エンジンで検索したときに自社のホームページを上位表示させるための対策をいいます。
自社のホームページをより多くのユーザーに見てもらい、ブランディングや業績アップに繋げるためには、検索結果の上位に表示させることは非常に重要です。
リニューアルの際、ユーザー目線にたって使いやすいデザイン・わかりやすい内容・内部リンクの見直し等を改善することで、検索エンジンから「ユーザーの役に立つ、いいホームページである」と認められ、検索結果の上位になる可能性が高まります。
ホームページをリニューアルするときに押さえておきたいポイント
自社が抱える課題・目的を明確にする
あなたの会社でホームページを公開している目的は何でしょうか?
- 「自社のブランド価値を高めたい」
- 「ネットで集客して売上アップにつなげたい」
など、目的はさまざまだと思います。
せっかくホームページをリニューアルするのに、「ただ、今風のデザインにしておしゃれにするだけ」では非常にもったいないです。
まずは今のホームページが抱える問題点の洗い出しを行い、リニューアルによってどこを改善するのか、何を実現したいのかを明確にしましょう。
「自分たちはこう考えているけど、どう思いますか?」と制作会社に質問してみてもいいでしょう。
第三者の客観的な意見を聞くことができますし、質問に丁寧に回答してくれる制作会社であれば、自社の強みや課題を踏まえた上でホームページ制作をしてくれるという判断材料にもなります。
SEOの順位が下がる場合がある
ホームページのリニューアルでSEO対策にも繋がるとご説明しました。
しかし、リニューアルすれば必ず順位が上がるわけではありません。
それどころか、やり方を間違えるとかえって検索順位が落ちてしまうリスクもあるのです。
たとえば、ページのタイトルや内容を大きく変えてしまったり、Googleが推奨するホームページの構造になっていない場合、Googleの評価が下がってしまうことがあります。
もちろん、一時的に下がってからどんどん順位が上がっていく場合もありますが、下がってそのままランキング圏外になってしまうこともあります。
そのような事態を避けるためにも、ホームページをリニューアルするときはSEO対策までできる制作会社を選ぶようにしましょう。
管理しやすいホームページにする
ホームページは作って終わりではありません。
公開した後もセキュリティの観点から保守管理を行ったり、アクセス数や反響を見ながら継続的な改善を行っていく必要があります。
ホームページの管理を社内の担当者が行うなら、管理しやすいホームページにするということを忘れてはいけません。
管理しづらいホームページは社内の人材の労力を無駄にすることに繋がりかねないからです。
そのためには、WordPressなどの利便性の高い管理システムを採用し、わかりやすい構造のホームページを構築する必要があります。
また、制作業者によってはそもそもホームページ管理システムの権限を渡してくれないこともありますので注意しましょう。
まとめ
ホームページをリニューアルすることで、デザインの刷新、機能の向上だけでなく、企業イメージのアップも期待できます。
しかし、実際にリニューアルを検討していくと思いがけない課題や疑問が出てくるのはよくあることです。
そんなとき、株式会社タクミにお気軽にご相談ください。
株式会社タクミでは、丁寧なヒアリングでクライアントの抱える課題をしっかり共有し、ホームページを通じた解決策を一緒に考え、ご提案いたします。
また弁護士が代表を務める株式会社タクミでは、コンプライアンスを遵守したコンテンツを制作し、各業界特有の規制に対応した質の高いホームページを納品できることを強みとしています。
ホームページ制作・SEO対策等、ホームページに関することは無料でご相談を承っていますので、お気軽にお問い合わせください。