WEBで集客するなら専門特化サイトを作るべき理由
はじめに
今やホームページを持つのが当たり前の時代となりました。
総務省の調査によると、自社のホームページを解説している企業の割合は全体の90.1%を占めているそうです。
一方で、「ホームページを作ったが、思うように集客に結び付いていない」という方も多いと思います。
そのような方は、専門特化サイトを開設することを検討してみてはいかがでしょうか。
専門特化サイトとは
専門特化サイトとは、特定のターゲットに特化したサイトをいいます。
女性向けと男性向け、個人向けと法人向けといったように、ターゲットの属性ごとにサイトを分けるのが典型例です。
複数のサービスを提供している場合、特に注力したいサービスのサイトを開設するのが効果的です。
たとえば一般歯科や矯正歯科も扱う歯科医院だが今後は審美歯科に注力したいという場合、クリニックの総合サイトの他に審美歯科の特化サイトを立ち上げる方法が考えられます。
専門特化サイトを開設するメリット
①特定のターゲットにアプローチできる
インターネットユーザーは自分が求める情報を早く見つけるために注意深く検索キーワードを選定しています。
たとえば離婚問題で福岡の弁護士を探したいと考えるユーザーは、「弁護士 福岡」ではなく、「離婚 弁護士 福岡」というキーワードで検索するでしょう。
すると、「福岡の○○法律事務所」という一般的なサイトではなく、「福岡で離婚に強い弁護士に相談するなら○○法律事務所」という専門特化サイトの方が上位に表示されやすくなります。
このように、専門特化サイトを開設することで自社がターゲットとするユーザーにピンポイントでアプロ―チすることができます。
②コンバージョン率が高くなる
いわゆる「コーポレートサイト」は多くの方に自社のことを知ってもらうことが目的のサイトです。
したがって、掲載するコンテンツは事業内容、経営理念、沿革、アクセス、求人情報といった基本的な情報が中心になります。
そのため、どうしても総花的な内容になりやすく、特定のターゲットに訴求しづらいという問題があります。
これに対して専門特化サイトは、最初からより絞り込んだターゲットに自社の商品・サービスを購入してもらうことを狙って制作します。
法人向けのサイトは青を基調として信頼感が伝わりやすいデザインにし、個人向けのサイトはより柔らかい印象のデザインにするなど、ターゲットに応じて最適化することが可能です。
そのため、専門特化サイトを訪問したユーザーは「これは自分のための商品・サービスである」という認識を抱きやすくなり、コンバージョンに繋がる確率が飛躍的に高まります。
③検索結果を埋め尽くすことができる
最近は誰でも書き込める口コミサイトや、「福岡のリフォーム業者7選」といった比較サイトが増えています。
そのため、「知らない間に他社のサイトに自社の情報が書き込まれていた」という経験をしたことがある方も少なくないと思います。
「自社の社名で検索すると1位にはコーポレートサイトが表示されるが、2位以下に自社の悪評が書き込まれた口コミサイトが出てきてしまう」ということも起こります。
専門特化サイトを複数立ち上げることにより、自社名で検索したときに複数の自社サイトを表示させることができます。
1ページ目にコーポレートサイト、2ページ目に専門特化サイト、3ページ目に別の専門特化サイトというように検索結果を埋め尽くすことで、自社にとって都合の悪い情報が顧客の目に触れることを防ぐことができます。
④リスクの分散
GoogleやYahooにおけるホームページの順位は、検索エンジンのアルゴリズムの変更により常に変化してします。
「サービス名と地域名を入力すると昨日までは1位表示されていたのに、今日は2ページ目以下に表示されている」ということも起こり得ます。
1つのサイトに集客を依存していると、万が一順位が下落したときに事業に大きな影響が生じるおそれがあります。
専門特化サイトを持っていれば、もし1つのサイトの順位が下がったとしても、他のサイトが上位に残っていれば集客が可能です。
このように、専門特化サイトを持つことでリスクを分散ができるというメリットがあります。
⑤サイト同士の相乗効果が狙える
複数の専門特化サイトを立ち上げることで、総合サイトと専門特化サイトをそれぞれ相互にリンクすることが可能になります。
これによりそれぞれのサイトの検索エンジンの評価が高まり、順位の向上が期待できるのです。
最後に
「ホームページから集客したい」とお考えの方にとって専門特化サイトは非常に有効な手段です。
主に士業事務所のマーケティングで広まった手法ですが、複数のターゲットを有する事業であればどのような業種でも活用が可能です。
株式会社タクミは、専門特化サイトを活用して集客に成功した豊富な実績を有しています。
この記事を読んで「専門特化サイトを作ってみたい」と感じた方はお気軽に弊社にお問い合わせください。